1on1は大事だけれど…《成長を上司に左右されないために必要なこと。》

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最近人材育成の界隈で《1on1研修》がトレンドになっている。

個人的にはもちろん「1on1大事!」と思うのですが、

実際の現場では

上司がそのスキルを持ち合わせていなかったり、そもそもそういう育成マインドになっていないケースも多く。

そういう上司の育成や組織風土づくりの必要性を実感していますが、

その一方でそれには時間がかかるのです。

これまで出会ってきた研修の受講者のみなさんや、

キャリアインタビューやコーチングで出会ったみなさんのお話を聞いて、

『キャリアの初期にどういう上司につくか』

というのが、

本人の将来や成長度合いに

かなり影響を与えると感じています。

そんな現状を見ながら、

特に若手の方たちに伝えたいことは、

『上司に自分の成長度合いを左右されちゃう状況』

にとどまるのではなくて、

《コーチングのできるメンター》

を自ら見つけて話を聞いてもらったり、

アドバイスをもらったりしたらどうか、

ということです。

もちろん、

自分で経験学習サイクルをまわせるようになれたらいいけれど、

それってけっこうハードルが高い。

(自分だけでやっていると同じパターンにはまることもあるし、

《ジョハリの窓》にもあるけど、

自分のことは自分では見えないものだから。)

内省はひとりでやるだけでなく、

他者の問いかけやフィードバックがあったほうがいい。

気づきの度合いが違う。

(なんだか私、そういうサポートをもっとやりたいみたいです。)

コーアクティブコーチング学んだビジネスマンとか、

メンターにもってこいだとつくづく思います。

ただ、

ビジネス面や社会人の先輩としての助言もできたほうがいいから、

純粋なコーアクティブコーチングの手法に

こだわらなくていい、と個人的には思います。

逆に言えば、

バブル期世代のおじさま社員たちがコーアクティブコーチングを学んだら、

若手の支援に役立てられるし、

これまでとは違った、新たな活躍の姿を見いだせるのではないかしら。

そんなことを最近考えています。

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